虫歯の治療には必ずしも麻酔が必要なわけではありません。

しかし、歯の治療を行う際に麻酔が必要な場合があります。

麻酔がしっかり効けば歯を削る時の痛みはありません。

でも麻酔の針を刺す時はやっぱり痛いです。できるだけ痛くないように細い針(30G=直径0.3mm または33G=直径0.26mm)を使用しています。また、針を刺す部分にあらかじめ表面麻酔剤を塗る場合もあります。

麻酔したからといってすぐに痛みがなくなるわけではありません。麻酔薬が十分効いてくる約7分を待ってから治療を開始します。

麻酔薬も常時3種類用意しておりますので、その方のお身体、投薬状態に合わせた麻酔を選択することができます。

できるだけ痛みを感じることが少なくなるよう細心の注意を払って治療に望んでいます。

歯の痛みが強すぎて歯の神経が炎症反応を起こしている時には麻酔が効きにくくなっています。

虫歯の痛みを限界まで我慢して「痛くてたまらない」という時には麻酔が効かないことが多いです。麻酔が効かなければ歯を削れません。その場合、抗生剤、消炎剤で炎症を抑えてからでないと麻酔が効きませんので当日の処置は大抵できません。

薬を飲んでいただいてから後日改めて処置、となります。

痛みを限界まで我慢せず、「おかしいな」と思ったら早めに受診していただき、十分に麻酔が効く状態で痛みを最小限に抑えて治療を受けていただきたいと思います。

写真は注射器です。