昨日、兵庫県歯科医師会館でのセミナーに参加してきました。

薬剤関連顎骨壊死のポジションペーパー(治療指針)が4年ぶりに改定され、その解説とパネルディスカッションです。

薬剤関連顎骨壊死は約10年前に報告されBPS製剤を抜歯の際に休薬するかどうかが問題となっていました。

BPSとはビスフォスフォネート製剤のことで骨粗鬆症やガンの治療に使用されている薬です。

今回は歯科の先生だけでなく整形外科の先生にもご講演いただきました。

前回のポジションペーパーとかなり内容は変更されたと感じます。

比較的新しい病態は症例の蓄積により対応方法が少しずつ変わっていくので常にブラッシュアップしておかないと古い考えのまま対応してしまうことになってしまいます。

薬剤関連顎骨壊死は1000人に1人の割合で起こるといわれています。起こったとしても半年から1年かけてほとんどの症例が治るそうですので闇雲に怖がる必要ありません。

抜かなければならない歯はいつまでも置いておいた方がリスクが高まります。

BPS製剤やデノスマブは骨粗鬆症に非常に有効なお薬ですので骨折のリスクの高い方はしっかりと使用していただきたいと思います。

我々はしっかりお薬手帳を確認して主治医の先生と相談させていただきます。