お口の中の健康の回復・維持をお手伝いします

はじめまして。あが歯科医院院長の阿河 伸一（あが しんいち）と申します。
私は、みなさんに「おいしく食べて健康に！」過ごしていただきたいと考えています。私は美味しいものが大好きです。
今、私は口の中のことを気にすることなく何でも好き嫌いなく美味しく食べています。素晴らしく、ありがたいことだと思っています。
私は子どものころ、自宅の近所にあった加宮歯科医院で歯を診てもらっていました。昭和５０年代の話です。
加宮歯科医院ではその当時から予防に力を入れていて歯磨きの仕方をみっちりと私の母が仕込まれました。小学校の高学年まで仕上げ磨きをしっかりしてもらっていた私は、そのおかげで高校を卒業するまで虫歯が一本もありませんでした。
歯科大学に入り一人暮らしを始め、生活が不規則になり、定期検診にもあまり行かなくなってから虫歯ができてしまいました。
その当時は虫歯が生活習慣病であることをあまり認識もしておらず、歯科大学生であったにもかかわらず虫歯ができたのは仕方がないこと、と半ば諦めていました。
大学を卒業し地元に帰ってきてから加宮歯科医院で雇っていただきました。
今まで学校で習ってきたことは何だったのでしょう？全く実戦で使えません。
それもそのはずです。予防の大切さは大学ではほとんど習っていなかったのです！

虫歯と歯周病を予防し、定期検診で口の中の良い状態を維持する

大学の授業は虫歯を削って詰める、入れ歯を作る、被せ物を作る、など虫歯、歯周病になってからどうするか、歯がなくなったらどうするか、に力が入れられていて、実習もそれが大半で、どうやって虫歯、歯周病を予防するか、ということにはあまり時間が割かれていませんでした。
予防は衛生士がするものだ、と思っていた私に加宮先生は「自分ができないことをどうやって衛生士に教えて実戦してもらうつもりや！」と一般的には歯科衛生士が行う業務もすべて私ができるように厳しく指導していただきました。
予防の大切さ、予防方法は大学を卒業してから加宮歯科医院ですべて教えていただきました。
今、当院では、予防に力を入れています。
歯を失う原因の約７０％は虫歯と歯周病です。虫歯と歯周病はともに細菌感染症で今は予防方法が確立しています。
単純計算すれば虫歯と歯周病にならなければ７０％の確率で入れ歯になることはない、ということです。
現在、虫歯や歯周病になってしまっているところは治療してしまわなければいけませんが、今の不具合を治療してしまってから今後は虫歯と歯周病にならないために予防していく、という新たな一歩が始まります。
虫歯にならなければ削って詰める必要はありません。かぶせる必要もありません。歯がなくならなければ入れ歯も、インプラントも必要ありません。
自分の歯をできるだけ永く使うための予防。そして疾患を未然に防ぎ早期発見するための定期検診。
定期検診を受けていない方は受けている方の10倍歯を失うというデータもあります。
「虫歯と歯周病を予防し、定期検診で口の中の良い状態を維持する」これが何より「おいしく食べて健康に！」過ごしていただくための秘訣だと考えています。