人間の目で見える物の大きさには限界があります。
勤務医の時は裸眼で治療していました。
それでいい治療をしていると自負していました。
もっとはっきり見てみたいと思い、平成19年、独立開業して1年目に2.5倍のルーペ(拡大鏡)をつけて治療するようになりました。
世界観が変わりました。
しかし、2.5倍では見えない壁にぶつかりました。平成24年からサージテルの6倍のルーペ(拡大鏡)を使用するようになりました。
見えなかった部分が見えてきましたが視野が暗いことが気になりました。
もっと見たくなりました。
平成26年から6倍ルーペにLEDライトをつけて治療するようになりました。
裸眼では見えないものが手に取るように見えます。
普段のライトでは暗くて見えなかったものが明るくはっきり見えます。
見えることによりさらに治療の精度が上がりました。
見えることにより治療のスピードが上がりました。
大きく明るく見ることで診断が正確に、治療が精密にスピーディになりました。
今ではルーペ(拡大鏡)なしの治療は考えられませんので自費、保険に関係なく全ての治療で使用しています。
私が使用しているルーペ(拡大鏡)はサージテルの6倍。
LEDライトはサージテルのハイ・インテンシティです。
「ミクロの世界」と「歯の治療」の意外な関係はこちら
「拡大鏡をつけている歯医者なんてあんまり見ないけどなんか意味あるの?」はこちら