7月のおやつ さつま芋とごぼうのパリパリチップス


さつま芋・・・200g
ごぼう・・・200g
酢・・・こさじ1/2
小麦粉・・・50g
揚げ油

バジル
作り方
1.さつま芋は5cm×4cmぐらいの大きさに切ります。ごぼうはさつま芋より少し細めに切ります。
2.1のごぼうは灰汁が出ないように切った後すぐに酢をかけておきます。
3.さつま芋、2のごぼうに小麦粉をまぶします。
4.3を160度の揚げ油でじっくりと揚げます。最後に少し温度を上げるとカラッとパリパリに揚がります。きつね色になればOKです。
5、4に塩とバジルをふりかければ出来上がりです。
ポイント
今回のおやつはスナック感覚でいただけてお子様にも喜ばれるチップスです。
ごぼう嫌いのお子様にもこのおやつなら大丈夫です。ごぼうの違ったおいしさを楽しんでいただけてます。
さつま芋もごぼうも食物繊維たっぷりの食材です。
パリパリとしていて止まらなくなりそうですが揚げ物ですので食べ過ぎには注意してください。
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根管治療よりインプラントの成功率の方が高いから抜歯してインプラントにしましょうと言われた!?

時々相談されることなんですが・・・
根管治療、インプラント治療それぞれ素晴らしい治療方法です。
しかし、そもそも根管治療とインプラントを比較することに無理があります。
なぜか?
根管治療とインプラント治療は治療の目的が違うからです。
根管治療は歯を残すための治療。(虫歯治療などの保存学の一分野)
インプラントは歯がなくなった場所に歯の代わりになるものを作成する治療です。(入れ歯治療などの補綴学の一分野)
入れ歯とインプラントの治療成績を比較する、というのなら同じ分野の治療ですからまだわかりますが、
全く違う分野の治療の成功率の比較に何の意味があるのか疑問です。
根管治療ができるのであれば、まずは根管治療を行いできるだけ歯を保存する。
どうしてもダメで抜歯しなければならなくなった時にインプラントにするのかブリッジにするのか入れ歯にするのか考える。
というのが正しい順序だと思います。

食後30分間は歯を磨いたらダメなんじゃないの?

テレビの影響力は恐ろしいですね。
この話をブログに書くのはおそらく4回目・・・
誤った知識がかなり広く浸透してしまっています。まだそれが正確に否定されていないことに報道しっぱなしのテレビの恐ろしさを痛感します。
有名大学の有名教授がテレビ番組で言ってしまいました。テレビで言っちゃったことを学会のホームページで否定しても誰も読んでないですよね?テレビで間違ったことを言ったならテレビで否定しなければいけないと思います。
噂によると「食べてすぐ磨きましょう、って言ったら番組的に面白くないから他の事言ってくださいよ」、と言われて思わず言っちゃったとか。
簡単にいうと「やらせ」みたいなものですね。
食後の歯磨きについては、歯のむし歯予防の見地から、これまで一般的に推奨されてきたとおり、食後の早い時間内に行うことをお勧めします。
このテレビで言っちゃった有名教授が所属している日本歯科保存学会のステートメントに「食後30分間は歯磨きを避けること」についての見解が掲載されています。
このステートメントでも「食後早い時間に歯磨きすることをすすめる」と明記されており、「酸性食品を食べたからと言って食後30分は歯磨きを避けなければならないということは確認されていない」と書かれています。
もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「食後30分間は歯磨きを避けること」についての見解

熱中症対策 〜スポーツドリンクは熱中症予防になるのか?〜

もうすでに真夏日です。熱中症対策が必要です。
月刊糖尿病ライフ さかえ 6月号の特別企画2に「水分補給と熱中症対策」という記事が掲載されていました。
熱中症予防にスポーツドリンクを飲まれる方がいらっしゃいますが、スポーツドリンクは糖分が非常に多く酸性が強い飲み物でむし歯のリスクが高くなるため当院では使用しないようにお願いしています。
こちらの記事でもスポーツドリンクの使用については推奨していません。ではどのように熱中症対策をすればいいのでしょうか?
屋内で熱中症にかかる人は増加しており、熱中症の30%以上が屋内で発症しています。
熱中症とは暑熱環境の影響で体内の水分や塩分のバランスが崩れておこります。熱射病、熱疲労、熱けいれん、熱失神などもすべて熱中症と総称されています。
症状は、めまい、失神、生あくび、大量の発汗、こむら返り、頭痛、吐き気、嘔吐、意識喪失などを起こします。
予防のためには
①バランスの良い食事と水分補給
②十分な睡眠と休息
③服装の工夫
④屋内が高温多湿にならないような工夫
です。屋内の熱中症が増えていますので暑いときは我慢せず、クーラーが嫌い、とか言わないで適切にエアコン、扇風機で室温を調節してください。
水分補給は喉が乾く前に行いましょう。喉が渇いた状態ではすでに体の水分は不足しています。特に意識して水分補給して欲しいタイミングは
入浴前後、就寝前、起床時、外出前後、車の運転前
です。それぞれコップ1杯の水を飲むようにしましょう。
日常生活での水分補給に適しているのは、水や麦茶などカフェインを含まないものです。
コーヒーや紅茶に入っているカフェインは利尿作用があるのでお勧めできません。
また、スポーツドリンクは塩分の補給になりますが糖質が多く含まれているため血糖値を上昇させます。また、むし歯になりやすいです。日本人は日頃から塩分が多めの食事を摂取している傾向にあるため、日常生活の中で熱中症予防として塩分入りの水を摂取する必要はありません。塩分入りの水を摂取することでかえって血圧が上昇し高血圧が悪化する可能性が有ります。
アルコールは摂取した量以上の水分が排泄されるので水分補給にはなりません。
スポーツや作業をするときには開始前から約15〜20分ごとにコップ1杯の水分を計画的に補給しましょう。汗が出た後肌を触ってベタベタするようであれば水と一緒に塩分も出ていることが多いです。そのようなときは塩分と水分の両方を適切に含んだものを飲みましょう(濃度0.1〜0.2%)
スポーツドリンクは塩分よりも糖質が多く含まれているためスポーツドリンクよりも経口補水液(ORS)と表示されているものにしましょう。自分で作るときは1リットルの水に約2グラム(ティースプーン半分)の食塩を溶かすだけでも作れます。レモン果汁で香りをつけると飲みやすくなります。