最近の顎関節症の考え方

顎関節症の治療指針2018が出されています。
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顎関節症は咀嚼筋(顎を動かす筋肉)の痛み、顎の関節の音、口が開けにくい、口を動かしにくいなどの症状をまとめた診断名です。
発症メカニズムは不明なことが多いのです。
治療の進め方は日常生活に困らないほどに症状を回復させることです。
顎関節症は時間経過とともに改善し、治癒していく疾患であることが示されています。自覚症状は保存的治療によって良好に緩和することがほとんどです。
そのためできるだけ保存的で可逆的な治療を行うことが推奨されています。
基本治療を1〜3ヶ月行っても改善しない場合はMRI撮影を行ったり専門的治療が必要な場合があるとされています。
ただ、鑑別しなければならない疾患もありますので気になるときはかかりつけの歯科医院で相談してください。

日本歯科医師会生涯研修事業

日本歯科医師会が指定する研修を受けると単位がもらえます。
単位が規定数以上たまると、写真のような修了証または認定証をもらうことができます。
修了証と認定証の違いは簡単に言うと受講しただけなのか、講師として講演までしたのかの違いです。
指定されたセミナーで講師をすると認定証がもらえます。
日本歯科医師会は会員が国民の健康維持・増進に責任を持つ専門職として継続して生涯研修できるシステムを構築しています。
日々精進して皆様に有益な治療、情報をご提供したいと思います。
美味しく食べて、健康に!

窓口3割負担が70歳以上の方の高額療養費の上限額は申請が必要です!

年収 約370万円〜1160万円(課税所得145万円〜689万円)の方はご注意ください!
自分で申請しなければなりません。
これまで「現役並み所得」で一括りになっていたものが、Ⅰ〜Ⅲに分割されました。
課税所得が690万円以上の方はⅢに分類され
380万円以上の方はⅡ
145万円以上の方はⅠ
となります。
ここで注意が必要なのはⅠ、Ⅱにあてはまる方はご自分で市町村窓口に申請し「限度額適用認定証」を交付してもらわなければ自動的にⅢに入れられてしまうことです。
課税所得が690万円以上の方は少数派のはずなんですが、自分で申告しなければそこに分類されてしまうという、国の制度ではよくあるパターンです。
しっかり申請しておきましょう。
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