むし歯は多い?少ない?

「むし歯は減った」と言われていますが、未処置のむし歯の有病率は3割と言われています。他の病気に比べると非常に有病率の高い病気です。

3700万人以上に治療が必要なむし歯がある、ということになります。

国民病と言われる糖尿病が予備軍も含めて2000万人と言われているのでむし歯の方がはるかに多いのです。

むし歯は病気でないと思われている??

「むし歯は痛い」というイメージがありますが痛みのないむし歯の方が多いです。レントゲンを撮影したらむし歯が見つかった!なんてことは日常茶飯事です。

「痛みがない=むし歯がない」とは限りませんので、長らく歯科医院に行っていない方はレントゲン撮影をして隠れたむし歯がないかチェックしてもらいましょう。

矯正は歯に良いのですか?〜小学4年生からの質問〜

矯正治療することで歯並びを改善するのは見た目の問題の解決だけではありません。
かみ合わせをしっかり作ることで食べ物をしっかり噛めるようにします。
しっかり噛めると栄養が十分取れるので健康な体を作ることができます。
歯並びがいいと歯磨きがしやすくなるので虫歯や歯周病になりにくくすることができます。
その他にも口が閉じやすくなることや発音しやすくなることなど、歯並びをよくすることのメリットはたくさんあります。
歯がなくなる原因の75%は虫歯と歯周病ですから、それになりにくいということは歯もなくなりにくいということですから矯正治療は歯にいいといえるでしょう。

日本補綴歯科学会に参加してきました

5月11日、12日と日本歯科補綴学会に参加してきました。

久しぶりの札幌です。

新千歳空港に降り立った時から目のかゆみ、くしゃみ、花粉症の症状です。

ニュースを見ると「白樺の花粉が多く飛ぶでしょう」って白樺!普段意識したことのない花粉に悩まされました。北海道では白樺の花粉症は一般的なようです。

近畿地方は夏日。しかし天気予報で北海道では寒くなると聞いていたのでスーツの下にヒートテックを着込んで行きました。それでも寒い!!冬のコートを着ている方も多かったです。

今回の学会で特に目を引いたのは口腔機能低下症をテーマにしたセミナーが非常に多かったことです。

口腔機能の低下は低栄養につながります。

高齢化に伴い、フレイル、サルコペニアが深刻な問題になっています。これらについて理解を深め歯科診療所に通院できる間にオーラルフレイルをいち早く発見しフレイルを進行させないよう先手を打つ必要性を感じました。

フレイル、サルコペニアについてはまた記載します。

 

宝塚の北にあるのになんで西谷って言うの?

前回、西谷でイチゴ狩りのブログをアップしました。今回の写真はその時に立ち寄った宝塚北サービスエリアです。この宝塚北サービスエリアがあるのは宝塚市の西谷地区です。宝塚市の北のほうなのになんで「西谷」って言うんだろう?と思ったことありませんか?

昭和29年に宝塚町と良元村が合併して宝塚市が誕生しました。その後昭和30年に長尾村と西谷村を合併して今の宝塚市になりました。

西谷地区は今の宝塚市の北部で宝塚市の面積の3分の2を占める自然豊かな地域です。

昔は西谷、中谷、東谷という地域があって南北ではなく東西のつながりだったそうです。今も西谷地区の東の方、川西市の北部には「川西市立東谷小学校」があります。

昔の名残で地名は残されているんですね。