期間限定小倉ノワール

連休は家内の実家がある名古屋に行ってきました。
到着して早速「大海老フライ定食」を頼んだつもりが「大」をはっきり言っていなかったので普通の海老フライ定食が出てきてテンションガタ落ちです。
がっかりしている私に気を使って家内と子供が「気分転換にデザートを食べよう!」と最近、関西にも進出しているコメダ珈琲に行ってきました。
写真は期間限定の「小倉ノワール」です。
温か〜い生地の上の冷た〜いソフトクリームが歯にしみる〜〜!けどなかなか美味しく気分もスッキリです!

口腔外バキュームを設置しました

口の中に溜まった水を吸う機械をバキュームと呼びます。
口腔外バキュームは口の外で使用します。
歯を削った時に細かい粉塵が飛ぶのを吸い取る機械です。
常に清潔には気をつけていますが、院内の空気をもっと綺麗に!
気持ちよく治療を受けていただけるよう日々進化していきます。
「匂い対策 ランプベルジェについて」はこちら
「使っている道具はキレイなの?」はこちら

歯が痛いのに鼻が悪いって言われたけど本当?

時々あります。
「上の奥歯が痛い」と言われた時。
歯を見ても異常がない、レントゲン撮影しても異常が見つからない・・・
噛んだ時に痛みがある、歯を叩くと上の奥歯何本かがまとめて痛い・・・
などの症状の場合、上顎洞炎(副鼻腔炎)を疑います。
鼻づまりが続いていたり風邪をひき始めたのと歯の痛みが出たのがほぼ一致する場合は鼻の炎症が歯に痛みを与えている可能性が高いです。そのような場合は歯を触っても治りませんので耳鼻科受診を勧めます。
上顎奥歯の根の先と鼻の穴の奥は非常に近い位置にあるのでお互いに影響し合うことがあります。
鼻だと思っていたら歯が悪かったり、歯だと思っていたら鼻が悪かったりすることもあるのです。

インフルエンザ予防接種はした方がいいの?

歯科でインフルエンザの話?ってな感じですが、予防接種を受けていたにもかかわらず年末にインフルエンザにかかり休診を余儀なくされたのでちょっと記載しておきます。
結論から・・・インフルエンザ予防接種は受けましょう!
インフルエンザは飛沫感染(唾やくしゃみ、咳で飛び出したウイルスを吸い込む)と接触感染(ウイルスを含む唾や飛沫が付いた手で目や鼻、口に触れる)でヒトからヒトに感染します。飛沫感染はマスクをしていない感染者が2メートル以内の近距離にいる場合他者に感染します。
インフルエンザウイルスの潜伏期間は1〜3日です。一般的に症状が出てから7〜10日前後で回復に向かいますが、解熱してから2〜3日の間は感染力が非常に高いのが特徴です。
A型は病原性が強いため小児や高齢者で重症化しやすく大流行が多いのが特徴で、12月中旬から流行し始め2月くらいまで続きます。B型はA型と比べて発熱の程度は軽度ですが消化器系の症状が出やすいのが特徴で、2月くらいから流行し始め5月の連休あたりまで続きます。
インフルエンザ治療薬は発症から2日以内あるいは可能な限り速やかに投与開始することで症状の持続時間が短縮し重症化を防ぐことができます。また、予防効果もあることからハイリスク患者さんの家庭内、施設内でインフルエンザ患者さんとの接触があり予防接種をしていない方には短期間の予防内服として処方されることがあります。
インフルエンザワクチンの接種は毎年必要です。感染予防効果は60%程度と言われています。しかし、予防接種者は重症化を避けることができます。ワクチンは接種後2〜3ヶ月有効ですがそれ以降は効果が落ちてしまいます。
しかしインフルエンザは感染しやすく、時に重症化するためワクチンによる感染予防は非常に重要です。接種している本人を守るだけでなく高齢者や子どもなど身近にいる重症化しやすい人の感染リスクを下げることも証明されています。ですから高齢者や小さなお子さんのいる家庭では家族全員がワクチン接種することが望ましいとされています。
参考文献 月刊 糖尿病ライフ さかえ 2017年1月号 特集1 インフルエンザと糖尿病より 抜粋、要約