「病院で薬もらったけど近くに薬局ないしまたあとで貰いに行こう」
と思って後日貰いに行ったら「有効期限切れです」なんて言われたことありませんか?
処方箋には有効期限があります。
「処方箋使用期間」という欄があって「特に記載のある場合を除き、交付の日を含めて4日以内に保険薬局に提出すること」と小さい字で書かれています。
「あとで行こう」と思うとあっという間に4日くらい過ぎてしまいますから処方箋をもらったら帰りに必ず薬局に寄るようにしましょう。
投稿者: agashikaiinn
自費でできる白い歯
自費でできる白い歯の代表はセラミック(陶器)でしょう。昔からあるメタルボンドと言われるものが一番有名で安定感があります。
金属の上に陶材を焼き付けていくもので芯の部分は金属、見える部分は陶材で歯のように見えます。陶材焼き付け鋳造冠とも呼ばれます。
最近は芯の部分までセラミックでできているオールセラミックと呼ばれる材料が多く出てきました。金属を一切使用しないので透明度が高く本物の歯とほとんど見分けがつかないまでになっています。セラミックですのでプラスチックと違い強度も十分あり問題ありません。精度も鋳造冠と遜色ないまでになってきました。
自費で作る歯は口腔内写真を撮影し残っている歯と同じ色が再現できるよう写真も技工士さんに提供します。歯肉圧排を行い、削っている部分を明確にして精度の高いシリコン印象材を使用して型取りをします。また噛み合わせもシリコンで正確に調べます。超硬石膏を使用し精度を上げます。技工士さんは自費を専門に扱っているスペシャリストで日本国内の技工所にお願いして作成してもらいます。
口腔内にセットするときも十分な前処理を行い、専用の接着剤を使用します。
自費の欠点は健康保険の適応外なので3割負担という窓口負担金が定価の7割引の激安制度が使用できない点です。また、精度を上げるための工程がたくさんあるため、保険診療よりも少し時間がかかります。それ以外に欠点は見当たりません。
「奥歯って保険で白いのできるんですか!?」はこちら
「保険でできる白い歯が増えます」はこちら
奥歯って保険で白いの出来るんですか!?〜保険と自費の白い歯は何が違うのか?〜
「奥歯は保険で白い歯はできません」聞かれたことがあると思います。
まとめて書こうと思ったのですが思いのほか長くなってしまうのでまずは奥歯の保険の歯について。
単冠と呼ばれる1本だけをかぶせる場合のお話です。
ブリッジはより細かな制限があるのであてはまりません。
今のところ健康保険で白くできるのは第2小臼歯(糸切り歯の2つ奥)までです。白くできるものはかぶせるものに限ります。部分的に、はめ込むもの(インレー、オンレー)でチラッと金属が見えるものは今でも白いものは保険では認められていません。CR(コンポジットレジン)と言われる小さい虫歯に詰めるプラスチックは保険で認められていますが大きな虫歯には向いていません。
金属アレルギーがある方は大臼歯まで保険で白いかぶせる歯が認められています。(医師の診断書が必要です)
では、保険で認められている白い歯はどのようなものなのか?
前歯と臼歯で材料が異なっています。なぜ違うのか時々質問されますが、それはお上が決めることですので我々に聞かれてもわかりません。健康保険にはお上が決めた多くの細かい決まりごとがあるのです。
では、小臼歯で保険が認められる白い歯の材料は?
硬質レジンジャケットクラウンとCADCAM冠の2種類です。
どちらも歯科医院で型をとり、一般的に技工士さんが製作します(まれに歯科医師が自分で作る場合もあります)
歯肉圧排は行わず、型をとる材料は一般的に寒天+アルジネートと言われる安価で簡便な印象材が使用されます。石膏は硬石膏を用います。ですので精度は二の次になってしまうのは致し方ありません。
当院では日本国内の技工所にお願いして作ってもらっています。一般的に自費と保険では作ってくれる技工士さんが異なります。
硬質レジンジャケットクラウンは技工士さんが模型の上でプラスチックを積み上げながら歯の形を作っていくもので全てがプラスチックでできています。
見た目は綺麗ですが強度に少し不安があります。時々外れたり、壊れたりすることがあります。プラスチックですので長年使用していただくと変色してくることがあります。
硬質レジンジャケットクラウンは小臼歯に使用する場合「応分の咬合圧に十分耐えられることが条件」と記載されています。前歯よりも力がかかるので力がかかりすぎる場合は適応ではありません。(例えば奥歯がなくて小臼歯が噛み合わせの中心を担っている場合など)
CADCAM冠はプラスチックの塊をコンピューターがくり抜いて歯の形を作るものです。硬質レジンジャケットクラウンより物性は優れていますが接着が難しく外れることが時々あります。
小臼歯に保険で認められている白い歯は全てプラスチックです。
経年的な変色、破折、脱離はある程度は致し方ないと考えられます。
しかし、型取りから口の中に装着するまでだいたい3万5千円くらいするものが窓口3割負担の約1万円で処置してもらえるので何と言っても安価です。
「いったいどの歯まで保険で白い歯が被せられるの?」はこちら
「自費でできる白い歯」はこちら
「保険でできる白い歯が増えます」はこちら
宝くじで何億当たったら豪華に遊んで暮らせるのか?
先日「8億円当たって仕事を辞めて人生を棒に振った人」という記事を見ました。
8億円当たったら豪華に遊んで暮らせるのか?自分なりに計算してみました。(しょーもない?)
30歳で8億円当たった!その人が80歳まで生きるとすると、50年分の生活費が必要。8億を50で割ると年間の手取りが1600万円です。案外少ない?多い?8億円当たったくらいで毎年ベンツを買い換えてたらえらい目にあいますよ。
1600万円手取りがある人はかなり裕福に見えると思いますが、その方はおそらく週5日は働いています。自由にお金を使って遊んで見えるのは年間に約105日。1600万円のうち自由に使えるお金が600万円としてこの600万円を年間の30%に使っていると仮定します。
宝くじに当たったからといって仕事を辞めてしまうと毎日日曜。100%自由に豪華に遊ぼうとすると年間2000万円の自由に使えるお金が必要です。となると手取り約年間6700万円ないと少々きつい。
かなりざっくりしていますが、50年間仕事せずに毎日優雅に遊んで暮らそうとすると33億5000万円必要という計算でした。ちゃんちゃん!
なんてどうでもいいことを考えたりしています・・・
高額宝くじが当たっても仕事を辞めてはいけません。
1億円当たって人生が狂ったという20歳くらいのかたも記事になっていました。
何を勘違いして使ったのかわかりませんが20歳の方が80歳まで生きるとします。
この人が当たった1億円を1年にどれくらい自由に使っていいか計算すると167万円です。
月13万円です。豪遊は無理です。
1億円当たったくらいでは真面目にコツコツ働くしかありませんね。
出ました!フッ化物高濃度配合歯磨き粉!
いよいよ発売です。
フッ化物濃度1450ppmの歯磨き粉。
これまで当院で販売していたチェックアップのスタンダードとルートケアが高濃度に変更されます。
スタンダードは広く一般的にご使用いただけます。
ルートケアは歯茎が下がってきた部分を保護する成分が入っており、研磨剤が入っていませんので、歯茎が下がって歯の根が見えてきた方や知覚過敏のある方に特にオススメの歯磨き粉です。
1100ppm以上のフッ化物が歯茎が下がった部分の虫歯予防に有効であることは証明されていますのでさらに有効な歯磨き粉を皆さんに使用していただけるようになりました。
しかし虫歯は砂糖や酸性食品の摂取、飲食回数などにも大きく影響を受けるものです。歯磨き粉の性能が上がったから甘いもの食べてもOKというわけでは決してありません。
フッ化物高濃度歯磨き粉を使用すれば虫歯にならないわけではないので日頃の注意はこれまで通り気をつけてください。
価格
チェックアップスタンダード 135g 550円(税別)(従来品より内容量が多くなっています)
チェックアップルートケア 90g 850円(税別)
*小学生未満の方は高濃度フッ化物配合歯磨き粉はご使用いただけませんのでこれまで通りの歯磨き粉をご使用ください。
「フッ素入り歯磨き粉のフッ素濃度が変わります」はこちら