日本補綴歯科学会に参加してきました

5月11日、12日と日本歯科補綴学会に参加してきました。

久しぶりの札幌です。

新千歳空港に降り立った時から目のかゆみ、くしゃみ、花粉症の症状です。

ニュースを見ると「白樺の花粉が多く飛ぶでしょう」って白樺!普段意識したことのない花粉に悩まされました。北海道では白樺の花粉症は一般的なようです。

近畿地方は夏日。しかし天気予報で北海道では寒くなると聞いていたのでスーツの下にヒートテックを着込んで行きました。それでも寒い!!冬のコートを着ている方も多かったです。

今回の学会で特に目を引いたのは口腔機能低下症をテーマにしたセミナーが非常に多かったことです。

口腔機能の低下は低栄養につながります。

高齢化に伴い、フレイル、サルコペニアが深刻な問題になっています。これらについて理解を深め歯科診療所に通院できる間にオーラルフレイルをいち早く発見しフレイルを進行させないよう先手を打つ必要性を感じました。

フレイル、サルコペニアについてはまた記載します。

 

学校保健功労者表彰していただきました

先日、第53回宝塚市学校保健研究大会で学校保健功労者表彰をしていただきました。

表彰状をいただくなんて何十年ぶりでしょうか。

現在、南口幼稚園、野上あゆみ保育園、逆瀬台小学校、わかばのもり保育園、さんだのもり保育園、イタミ・サン保育園と6箇所で校医をさせていただきております。

私の受賞にご尽力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。

日本歯科医師会生涯研修事業

日本歯科医師会が指定する研修を受けると単位がもらえます。
単位が規定数以上たまると、写真のような修了証または認定証をもらうことができます。
修了証と認定証の違いは簡単に言うと受講しただけなのか、講師として講演までしたのかの違いです。
指定されたセミナーで講師をすると認定証がもらえます。
日本歯科医師会は会員が国民の健康維持・増進に責任を持つ専門職として継続して生涯研修できるシステムを構築しています。
日々精進して皆様に有益な治療、情報をご提供したいと思います。
美味しく食べて、健康に!

日本補綴歯科学会に参加してきました

6月の16、17日の二日間、岡山で開催された日本補綴歯科学会に参加してきました。
補綴歯科とは、見た目や噛み合わせをクラウンや入れ歯など人工の歯で補う治療法のことです。
日本補綴歯科学会のホームページはこちら
年に1回の全国大会は日本中から会員が集まり最新の知見や実験データなどを持ち寄り発表します。
新しい治療方法の手順の若干の修正があったり、適応症の解釈、入れ歯の治療の指針が提案されたりと、興味深い内容で盛り沢山です。
今回はファイバーポストを利用した歯台築造のハンズオンセミナーも受講してきました。ファイバーポストの有効な除去方法もバッチリです。
また、口腔乾燥症の方にオススメの義歯安定剤が来週から新たに販売されるという情報もありました。
義歯安定剤は唾液が出ていることを前提に開発されているため、口腔乾燥症の方には使用が困難です。また、ベッタリついたら剥がれにくいので菌の温床になってしまうこともあります。そこがクリアされた新しい義歯安定剤の販売は楽しみです。
情報も技術も日進月歩で歯科の世界では、今や10年一昔ではなく5年一昔と言われています。
しっかり知識のアップデートと整理をしておかないと「まだそんなことやってるの?」という状態になってしまいます。
毎年参加していますが学会に参加すると全国の頑張っている歯科医師に囲まれ気分新たに明日も頑張ろう!と元気になれます。