リステリンをお勧めしています

当院ではリステリンをお勧めしています。
「リステリンは知ってるけど口の中が焼けるように痛いし、ヒリヒリするから嫌いなんだよね〜」という方!
最近出たノンアルコールタイプをお試しください。今までの口の中が焼けるような感覚はありません。
多少刺激はありますが許容範囲だと思います。
写真はサンプルです。
現在お試しいただけるサンプルを多数ご用意しておりますので
この機会にぜひリステリンをお試しください。
リステリンをお勧めするその理由
1 バイオフィルム細菌集団(歯垢=プラーク)にある程度浸透性を発揮して短時間に殺菌効果を発揮する
2 リステリンには135年の長い歴史があり大きな副作用の報告がない
3 HIV、ヘルペスウイルス、インフルエンザウイルスを不活化する
4 カンジダ菌にも効果が有る
5 虫歯菌であるストレプトコッカス ミュータンスに殺菌作用がある
6 矯正治療中の機械的プラークコントロールが難しい場合にも有効
7 インプラント治療のメインテナンスに有効
8 デンタルプラーク抑制、歯肉炎予防に有効であることがRCT臨床研究で明らか
9 歯周外科手術後にも有効
などなど虫歯予防、歯肉炎予防だけでなくカンジダ菌が原因の義歯性潰瘍にも効果があるのです。
普段のブラッシングにリステリンを併用していただくことでより口の中を殺菌し、美味しく食べて健康に!

小学校のブラッシング指導

宝塚市の小学校の学校医をしているので、年に1回歯科衛生士さんと一緒にブラッシング指導に行きます。
以前は小学2年生対象に行っていましたが、2年生ではまだ自分で磨くことと、むし歯の成り立ちなどを理解するのが難しいことから小学4年生対象に変更してもらいました。
4年生だとある程度は自分で磨けますし、難しい話も理解できています。
毎年、ブラッシング指導前に「児童からの質問」を受け付けていて保健の先生にお願いしています。
今年は例年よりたくさん質問をいただきましたのでこちらのブログでも紹介していこうと思います。
大人だと聞いてみたいけど今更聞けない!という質問も入っているかもしれません。

予防歯科

80歳で20本歯がある人って何人くらいいるの?〜8020運動〜

2016年の日本人の平均寿命は男性80.96歳、女性87.14歳です。歯科疾患実態調査の結果から80歳で20本以上歯がある方は51.2%になっています。10年前の約2倍に増えました。
平均寿命と歯の本数には相関関係があります。
また、定期的な歯科検診を受け、口の中の健康が維持されている方はかかる医療費が少ないというデータもあります。
おいしいいものを食べるには自分の歯でしっかり食べるのが一番。
定期検診をしっかり受けて、美味しく食べて健康に!
「8020運動ってご存知ですか?」はこちら

出ました!フッ化物高濃度配合歯磨き粉!

いよいよ発売です。
フッ化物濃度1450ppmの歯磨き粉。
これまで当院で販売していたチェックアップのスタンダードとルートケアが高濃度に変更されます。
スタンダードは広く一般的にご使用いただけます。
ルートケアは歯茎が下がってきた部分を保護する成分が入っており、研磨剤が入っていませんので、歯茎が下がって歯の根が見えてきた方や知覚過敏のある方に特にオススメの歯磨き粉です。
1100ppm以上のフッ化物が歯茎が下がった部分の虫歯予防に有効であることは証明されていますのでさらに有効な歯磨き粉を皆さんに使用していただけるようになりました。
しかし虫歯は砂糖や酸性食品の摂取、飲食回数などにも大きく影響を受けるものです。歯磨き粉の性能が上がったから甘いもの食べてもOKというわけでは決してありません。
フッ化物高濃度歯磨き粉を使用すれば虫歯にならないわけではないので日頃の注意はこれまで通り気をつけてください。
価格
チェックアップスタンダード 135g 550円(税別)(従来品より内容量が多くなっています)
チェックアップルートケア 90g 850円(税別)
*小学生未満の方は高濃度フッ化物配合歯磨き粉はご使用いただけませんのでこれまで通りの歯磨き粉をご使用ください。
「フッ素入り歯磨き粉のフッ素濃度が変わります」はこちら

しみたらシュミテクト?

まず、シュミテクトは知覚過敏に有効な歯磨き粉でありこの商品を批判するものではありません。
「しみたらシュミテクト、それ知覚過敏かも?」
テレビで見たことのあるCMですが、問題は「本当に知覚過敏なのか?」ですね。
シュミテクトは象牙質知覚過敏症には大変よく効く薬です。
しかし! しみているのは本当に知覚過敏だからでしょうか?
むし歯だからじゃないですか?
なぜしみているのか?
考えてもわからないですね。口の中をいろいろ見てみてもわからないですね。
そもそも知覚過敏ってなんなんでしょう?
「しみたら歯科医院」そこで診断してもらってから対策を考えましょう。
テレビでよく聞く知覚過敏。
正確には「象牙質知覚過敏症」といいます。
「知覚過敏はしみるんだろうな~」という感覚ではないでしょうか。
「象牙質知覚過敏症は、露出した象牙質に加わった物理的(擦過、乾燥、温度変化)あるいは化学的外来刺激によって、一過性の不快な痛み(10秒間以内)(鋭痛)が誘発され、刺激が除かれると直ちに消失する状態をいう。」と定義されています。
ですから何もしていないのに痛みがあるとか、いつまでも痛みが続いている、10秒以上しみるのが持続するというものは知覚過敏症ではありません。
一過性でない痛みの場合は早めにかかりつけの歯科医院で診察してもらうことをお勧めします。
知覚過敏でないのに知覚過敏の薬を使ってももちろん治りません。