人間の目で見える物の大きさには限界があります。
勤務医の時は裸眼で治療していました。
それでいい治療をしていると自負していました。
もっとはっきり見てみたいと思い、平成19年、独立開業して1年目に2.5倍のルーペ(拡大鏡)をつけて治療するようになりました。
世界観が変わりました。
しかし、2.5倍では見えない壁にぶつかりました。平成24年からサージテルの6倍のルーペ(拡大鏡)を使用するようになりました。
見えなかった部分が見えてきましたが視野が暗いことが気になりました。
もっと見たくなりました。
平成26年から6倍ルーペにLEDライトをつけて治療するようになりました。
裸眼では見えないものが手に取るように見えます。
普段のライトでは暗くて見えなかったものが明るくはっきり見えます。
見えることによりさらに治療の精度が上がりました。
見えることにより治療のスピードが上がりました。
大きく明るく見ることで診断が正確に、治療が精密にスピーディになりました。
今ではルーペ(拡大鏡)なしの治療は考えられませんので自費、保険に関係なく全ての治療で使用しています。
私が使用しているルーペ(拡大鏡)はサージテルの6倍。
LEDライトはサージテルのハイ・インテンシティです。
「ミクロの世界」と「歯の治療」の意外な関係はこちら
「拡大鏡をつけている歯医者なんてあんまり見ないけどなんか意味あるの?」はこちら
11月のおやつ 〜りんごのパイ〜
<材料>
りんご・・・1個
塩・・・ひとつまみ
りんごジュース(100%)・・・100cc
くず粉・・・ひとつまみ
パイ生地(市販)・・・2~3枚
卵黄・・・1個
ミントの葉
<作り方>
1.りんごの芯を取り1/8に切り、薄めのいちょう切りにします。塩をふりしばらく置いておきます。
2.ホーロー鍋に1とりんごジュース80ccを入れ弱火にかけます。りんごが柔らかくなり、りんごジュースがなくなるまで煮て下さい。(りんごのコンポート)
3.残りのりんごジュースにくず粉を入れてよく溶かし、3の中に入れ、かき混ぜながら煮て下さい。少しとろみがついてジャムのようになればOKです。
4.市販のパイ生地を好みの大きさに切り、冷ました3をはさみパイ生地の上を包丁かフォークなどで切れ目を入れてください。残りの卵黄を上に塗ります。
5.オーブントースター(500W~1200W)を予め5分ほど予熱しておき、冷たい天板にアルミホイルを敷き薄くバターを塗って4をおきます
6.5をオーブントースタにいれ、パイ表面がきつね色に焦げ目がついたらアルミホイルをかぶせ15~20分ほど焼層が浮き上がれば出来上がりです。
<ポイント>
このりんごパイは砂糖を使っていないのでとてもさっぱりとした、今の季節が一番美味しいりんごの甘さを楽しんでいただけます。
りんごのコンポートはパイにしなくても少しつぶしてジャムとしても良いですし、子どもさんが熱を出して食欲のないときに少しくず粉を足して煮ると食べやすくなります
*このレシピは2008年11月に当時勤務していた栄養士の山木(現在総合病院で管理栄養士として活躍中)に作成してもらったものです。
~作ってみた院長より~
すごく簡単です。子どもと一緒に作ってみました。
りんごのコンポートはグラニュー糖を使うと鍋の焦げ付きがあってめんどくさいですが、
りんごジュースを使っているので少しくらい油断しても焦げ付きません。
オーブントースターでもできますが、普通のオーブンを使ったほうが簡単にできます。
オーブンを使い慣れている方はオーブンのほうがお勧めです。
阿河 伸一
「おやつってなに?」はこちら
10月のおやつはこちら
12月のおやつはこちら
11月8日は「いい歯の日」
日本歯科医師会は、「いつまでも美味しく、そして、楽しく食事をとるために、口の中の健康を保っていただきたい」という願いを込めて、厚生労働省とともに 1989年(平成元年)より「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という「8020運動」を積極的に推進しています。「いい歯の日」は、その 「8020運動」推進の一環であり、国民への歯科保健啓発の強化を目的としています。
以上は日本歯科医師会のホームページからそのまま引用しています。
写真は日本歯科医師会のキャラクター「よ坊さん」です。
宝塚市歯科医師会では11月8日(日)に無料歯科検診・相談を行っています。
虫歯、歯周病は自覚症状なく進行する病気です。
「そういえば最近、歯医者に行ってないな〜」という方、ぜひこの機会に検診を受けられてはいかがでしょうか。
宝塚市立口腔保健センター2階で11時から15時までです。
詳細は宝塚市歯科医師会のホームページをごらんください。
http://www.tda8020.jp/index.html
8020運動ってご存知ですか?
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから。
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切 です。ぜひ「8020」を目指してください。
上記は日本歯科医師会のホームページからそのまま引用しました。
平成17年の歯科疾患実態調査では8020達成率は21.1%です。
では20本以上歯があるのは何歳くらいなのでしょうか?
同じ平成17年の歯科疾患実態調査の結果から平均現在歯数が20本を上回っているのは64歳以下の方です。
歯は突然抜けてしまうものではありません。
歯が抜けたり、抜かざるを得なくなる原因の約75%は虫歯と歯周病です。
虫歯も歯周病も初期の状態では自覚症状がほとんどない病気で発見が遅れることが多々有ります。若いうちから自覚症状がなくとも歯科医院で定期的に検査を受けていただきご自分の歯をできるだけ長い間使っていただけるようしっかりメインテナンスしてください。
歯が20本以上残っていると、病気になりにくい、認知症になりにくい、転倒しにくい、要介護になりにくいなどいいことがたくさんあります。
口は体の入り口です。口の健康をしっかり維持して体の健康もしっかり維持していきましょう。
写真は日本歯科医師会のキャラクター「よ坊さん」です
スポーツ用マウスガードについて
ラグビーW杯で盛り上がった影響かスポーツ用マウスピース作成希望者が増加しています。
マウスガードとはスポーツ時に口や顎のケガを防ぐため、主に上顎につけるものです。
弾力性のある材料でできていて、歯をすっぽり覆うような形をしています。
カスタムメイドは通常上顎に装着します。
試合中、練習中の歯が折れる、歯が抜け落ちる、口唇、舌、頬粘膜などの切り傷、顎の骨折などのケガの防止、軽減にマウスガードが役に立ちます。
色々なカラーが揃えられていますのでお好きなものをお選びいただけます。
スポーツによって色の指定があるものがあります。
マウスガードは、口にぴったり合っていないと効果を発揮しません。
歯科医院で歯型をとって口に合ったマウスガードを製作すると、かみ合わせや形の調整ができるので、装着感が良く効果の高いマウスガードを製作できます。(約1週間で製作できます)
口に合っていないマウスガードを使用すると、かえってけがの原因になったり、顎の関節に悪影響を及ぼすことがあります。
マウスガードを使用するスポーツ、マウスガード装着が義務付けられているスポーツ
公式規則に規定されており、マウスガードをつけていないと試合に出られないスポーツがあります。
ボクシング、キックボクシング、K-1、空手の一部、アメリカンフットボール
ラグビーの一部、ラクロス(男子も2017年1月から義務化)、インラインホッケー(20歳以下)
マウスガード装着が推奨されるスポーツ
*格闘技系スポーツ・・・ボクシング、キックボクシング、空手、レスリング、柔道、日本拳法など
*球技、団体競技・・・アメリカンフットボール、ラグビー、アイスホッケー、バスケットボール、ラクロス、フィールドホッケー、サッカー、ハンドボール、野球、バレーボール、ラケットボール、テニス、スカッシュ、水球など
*個人系スポーツ・・・体操、トランポリン、アクロバット、重量挙げ、スキー、スケートボード、スカイダイビング、ハングライダー、馬術、乗馬、モトクロス、サイクリング、円盤投げ、砲丸投げ、サーフィン
マウスガードの効果
口や顎のケガの予防効果が高い事が報告されています
他には
顎関節の保護・・・マウスガードを歯と歯の間に介在させることで顎関節への衝撃が緩和されるといわれています。
脳震盪の防止、軽減・・・脳震盪の防止、軽減は科学的に証明されていません。しかし、効果はあるだろうと言われています。
心理的効果・・・以上の効果により、安心してプレーができる、積極的にプレーができるという心理的効果も大きいようです。
運動能力の向上・・・マウスガードの装着により全身の筋力がアップすることが科学的に証明はされています。
スポーツ用マウスガードと、歯ぎしり防止用のマウスピース、睡眠時無呼吸症候群用のマウスピースは、それぞれ装着の目的が異なり、素材、形状も異なりますので全く違うものです。一つのものを他のものに代用することはできません。目的に合わせたものを歯科医院で作成してもらってください。
「スポーツ用マウスガードを希望される方へ」はこちら