睡眠時無呼吸症候群のマウスピース

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の上下分離型治療用口腔内装置を作成できるようになりました。

これまでは保険適用の上下一体型のみしか製作できませんでした。

上下一体型は装置の破折や装着中の歯や顎関節の痛みなど不具合が出ることがあります。また、世界的には上下分離型が主流で上下一体型は調整が困難なことから日本以外ではほとんど使用されていません。

この度ソムノメッドのセミナーを受講し上下分離型のソムノデントアヴァントを作成することができるようになりました。上下分離型は保険適用外ですが歯ぎしりのある方でも使用でき下顎の位置の調整が容易ですので今まで上下一体型でうまく効果が出なかった方にお勧めです。

日本睡眠歯科学会の閉塞性睡眠時無呼吸に対する口腔内装置に関する診療ガイドラインでは「上下一体型を弱く推奨する」となっていますので健康保険での上下一体型をまず装着していただいて不具合が出た場合には上下分離型を選択するのがオススメです。