おやつってなに?

「おやつ」と聞くとキレイなデコレーションのケーキやスナック菓子、ジュースなどを思い描く方が多いのではないでしょうか?
「おやつ」とは「お八つ」と書き、現在の時間の午後2~4時頃に「軽食」として食べられてきたものでした。
その時代は一日二食の食事でしたが、そのままの習慣が一日三食の現在にも残っているのです。
「おやつ」のまたの名を「間食」といいますが、食事と食事の間に摂るものです。一日に摂取するエネルギーのうち食事では補いきれないものを補う「補食」を意味します。
現在の食生活は高カロリー、運動不足が問題になっていますので「補食」という意味では大人の「おやつ」は不要です。
しかし、幼児や学校に通っている子どもは成長にたくさんのエネルギーが必要になります。そのため三食では補えない栄養を「補食」(「おやつ」)として補ってあげなければいけません。
 
そこで、「おやつ」は甘いケーキやスナック菓子、ジュースなどではなくお子様にとっては第四の食事だと思って甘くない「おやつ」をあげて下さい。
ですがいくら「補食」で甘くないからといって一日に何回も食べるのはいけません。食べ物を口にすると口の中のpHが低くなり、虫歯が出来やすい環境を作ります。その回数を多く作ることになりますから「おやつ」は一日一回が適当でしょう。
もちろん、一番大切なのは朝食、昼食、夕食の三食が基本ですので三食しっかりとバランスの良い食事になるように心がけて下さい。
 
写真は食べても虫歯にならないキシリトールキャンディです。
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