グローブは患者さんごとに替えてるの?

先日、「そちらに行ったことはないが質問があります」とお電話でこのようなお問い合わせをいただきました。
新聞に「歯科医院はグローブに血が付いていなければ使い回しをしている」という記事が載っていたそうです。今時そんなことしている歯科医院はないのではないかと思いますが・・・
私が大学を卒業した平成8年ごろは年配の先生はグローブをつけるどころか素手で治療していました。「お前の治療が遅いのはグローブみたいなもんつけてるからや!そんなもんつけてたら指先の感覚が鈍るやろう、素手でやらんかい!」と言われたことがあります。
それからもう20年も経っていますから今はもう素手で治療するような先生はいらっしゃらないんじゃないでしょうか?
グローブに関しても「患者さんごとにグローブを替えなくてもグローブごとしっかり手洗いしておけば1日中同じグローブでも問題ない」と言っていた先生がいらっしゃいました。グローブを石鹸で洗ったり、アルコール消毒したりするとグローブに穴が開く恐れがある、と言われていますし、それでは患者さんから患者さんへ感染させてしまいます。ですからグローブごと手を洗うということはあり得ません。
グローブは歯科医師、歯科衛生士、歯科助手すべてのスタッフが患者さんごとに使い捨てです。
「使っている道具はキレイなの?」はこちら

歯科医院のイスだと首が痛くなる方へ〜歯科用クビマクラ〜

歯科治療用のイスはそもそも首に疾患のない方を対象に作られています。
年配の方や首に何かしらの異常があり、頭を後ろに倒しにくい方にはかなり窮屈な体勢になってしまいます。
そこで最近発売されたのがこの「歯科用クビマクラ」です。
普段使っている治療用イスにマジックテープで固定するだけ!ぱっと見ごつい感じがしますが、「クビが楽だ!」と大変好評です。
クビがしんどい方はお申し出ください。

スポーツ用マウスガードを希望される方へ

ラグビーや女子ラクロスなどでスポーツ用マウスガードの作成を希望される方が増えています。
よくあるご質問をまとめてみました。
虫歯がある場合は虫歯治療を行ってからマウスガードを作成します。先にマウスガードを作ってから虫歯治療を行うとマウスガードが合わなくなる恐れがあるからです。
虫歯治療は健康保険が使用できます。
マウスガード作成の期間について。
写真にある、青、白、黒は在庫がありますので型をとってから約1週間で完成します。他の色がご希望の場合は取り寄せになりますので期間がかかります。その他の色や作成期間については型取りの際にお問い合わせください。
スポーツマウスガードは消耗品です。一度作ったらずっと使い続けられるものではありません。ゆるんで外れやすくなってきたら新しいものに作り変える必要があります。
小学生の場合、平均して1年に1回作り変える必要があると言われています。
費用
(保険適用外)
小学生:3,000円(税別)(歯の生え換わりに応じて作り変えの必要があります)
中学生~大学生:7,000円(税別)
社会人:10,000円(税別)
調整料:1回500円(税込)(年齢問わず)
マウスガードが義務付けられているスポーツなどは下記ブログに詳しく記載しています。
2017年1月からラクロス男子も装着が義務化されました(白と透明以外の一見して装着がわかる色と指定されています)
「スポーツ用マウスガードについて」はこちら